1月8、9日の二日間、北海道羅臼沖のサクラマスを狙って遠征釣行に行ってきました。

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STAFF REPORT

スタッフレポート

2023.01.14 UP

今回は美幌のブルーマリン様の釣行会に同行させてもらい、羅臼の希海丸さん（のぞみまる）にお世話になりました。

年末年始と冬型の気圧配置となり寒波による時化が頻発しており、釣行予定日に出船できるかが心配されましたが運よく二日間とも出船出来ました。
今回は限定生産を予定しているランスのサクラマスカラーのテストが目的。パーマークグローのチャート、ピンク、ブラック、グリーンゴールドの4色を持参しました。
重さは130、160、200ｇを用意しましたが、ジャークの感覚を統一してパターンを探りたかったので130ｇや200ｇは使わず、160ｇのカラーチェンジだけで狙いました。
基本的にワンピッチジャークでフォールを入れながら探りました。
港を出て10分程度の近場で、水深が50〜70ｍ程度のポイントを流します。
ボトムまでジグを沈めるとスケソウダラやホッケが先にヒットしてしまい、狙いのサクラマスが釣れません。
サクラマスのレンジは上から10〜40ｍ程度までとの事で、船長が魚探を見ながらサクラマスのレンジを指示してくれます。

初日は朝から少し風があり船が流される状況。
朝の気温は車の外気温度計でマイナス8度。
風が吹くと一段と寒く防寒着のフードを深くかぶってのジギングスタートとなりました。
スタート早々に周囲ではロッドが曲がりますが、ホッケやスケソウばかり。
しばらくすると同船者に小型ながらサクラマスが釣れ始めました。
船長の指示棚を聞きながら狙いの30〜20mのレンジをワンピッチやハーフピッチジャークで刻んで探ります。
サクラマスジギングは、カウンター付きのベイトタックルが狙っているレンジが分りやすく使いやすいです。
ゆったりとしたワンピッチジャークで若干フォールを長めに変更したところでヒット。
小型ながら待望のサクラマスをキャッチ。

その後もサクラマスのヒットが続き、昼過ぎには良型をキャッチ。
ホッケやスケソウのヒットが心配でしたが深めのレンジの方がサクラマスのサイズが良かったです。
最も気温の上がる日中でも氷点下で、外に置いておくとペットボトルのお茶やおにぎりが凍ってしまいます。
僕の釣果はサクラマス5尾で午前便が終了のため帰港。
船長に午後便にも乗れないか相談させてもらったところ、僚船と相談してくれて乗船させてもらえました。
午後便では午前中に良かったヒットパターンを試すもののヒットは得られず苦戦。
午前便で竿頭だった方は相変わらず調子よく数を重ねていました。
パターンを掴めないまま午後便はサクラマス1尾の釣果で終了となりました。

明けて二日目、この日はほぼ無風でベタナギ。
朝のうちは昨日と同様のカウンター付のベイトタックルでサクラマスを狙っていたが、船があまり流れていない様子なのでスピニングタックルにチェンジ。
同船のアングラーに注意しながら、できるだけキャストしてサクラマスのレンジを斜めに探りました。
カウンターが無いのでラインカラーで狙いのレンジを考えつつ、フォールは長めのワンピッチかハーフピッチで探っていきました。
この方法が当たったのか良型のサクラマス3尾を連発キャッチ。
無風の状況では広範囲に探れる事の優位性が出てくると実感できました。
ラインのカラーで自分がジグを操作しているレンジをできるだけ正確に把握する必要がありますが、ベイトタックルと違ったもう一つの有効なメソッドとしてスピニングタックルは今後の可能性を感じました。
その後は少し風が出てきて船もゆっくりと流される状況となり同船者もサクラマスを順調にキャッチされていました。
最終日二日目の僕の釣果は4尾で終了。
全てブラックのパーマークグローでした。
初めての羅臼沖でのサクラマスジギングでしたが、美幌ブルーマリンの西川健太さんや魚津船長に大変お世話になり、おかげ様で楽しい遠征テスト釣行となりました。
皆さんも氷点下のサクラマスジギングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
年末から年始にかけての羅臼沖はサクラマスで熱いフィールドですよ。