STAFF REPORT

スタッフレポート

2022.09.05 UP

8月28日、明石の魚英さんに青物ジギングに行ってきました。


8月28日、明石の魚英さんに青物ジギングに行ってきました。

連日メジロ、ブリが好調との情報で、様々な状況を考えながらジグやアシストを準備。

サワラの可能性は低いものの、ブレードジギングのタックルも用意した。



当日は出船した時間が潮止まり、徐々に西向きの潮が早くなり8時半に最速、その後に緩くなり11時ごろに潮が止まる。

潮の流速の変化と魚の活性の変化を見ながらジギングを組み立てる作戦。

序盤の潮が緩い間は、なかなかバイトが得られず苦戦。

でも同船者の中にはたまにヒットしている様子。

ロングジグでのヒットが目立ったので、時期的に早いもののタチウオパターンになったのかと疑った。

スライドアクターにチェンジしてミドルスピードのワンピッチで僕にもヒット。

今日はこのパターンかと思ったが、潮がトップスピードに近づくと再びアタリが得られない。

同船者のヒットジグを参考にいろいろなジグやカラーを試した末に、思いつきでステイ250gリアルカラーにチェンジ。

潮はトップスピードに達して、3流し3連続でメジロキャッチとなった。

船上に上がったメジロの口から9cmほどのカタクチイワシが出てきた。

ステイリアルカラー250gのカラーは、マイワシ。

マッチザベイトとは程遠いサイズだが、この重さでないと底が取れない。

高活性の状況でこのサイズとカラーに反応した事は事実として更にその先のパターンを探りたかったが、潮が緩んでくると活性も落ちた様子。

ボトムから15mほどジャークしたところで急にジグの重さが消えた。

巻き上げたリーダーはカッターの刃を当てたように斜めに切断されている。



リーダーを切ったのはサワラに間違いない。

ベイトは先ほどのカタクチイワシで9cm程度の大きさ。

緩みつつある潮のおかげで軽いジグでも底が取れるだろう。

130gショーテルのブレードを付けてブレードジギングタックルにチェンジした。



しばらくBLJをやってみたが、バイトは得られない。

同船者にも普通のジギングでリーダーをカットされて悔しがる人が数名。

やはりBLJはスパンカーで船を立てて瀬に対して流す状況では通用しないのだろうか。

僕自身が、普段から思っているサワラ狙いのBLJ=ブレードジギングを効果的に成立させる3条件がある。



BLJの有効な3条件。

1. 地形に付いているベイトではなく、サワラに集められたベイトにアプローチ。
2. 瀬に対してではなく、ベイトに対して船を流す。
3. スパンカーで船を立てるのではなく、ドテラで船を流す。



今の状況は、かろうじて①と②になっているが、③ではない。

底からラインカラー2色と少し、約20mまでを繰り返し探る。

ミヨシから30mほどキャストしているが3回ほど底取りをすれば真下にラインが入る。

ほぼバーチカルの状態で20mほど巻き上げたところで何かがヒット。

メジロにしては引きにトルクが無い。

サワラか・・・。

姿が見えるまで慎重に上げたところで細長く側面のマダラ模様がはっきりと見えた。

隣のお客さんがネットを出してくれて助かった。

美味しい明石のサワラをBLJで釣り上げた。



今回は、理想的ではないもののベイトが小さく潮の緩みかけたタイミングでサワラの魚影が濃いところにアプローチできた事が釣果に繋がった。

明石沖の起伏に富んだ瀬周りでは、秋に向けてベイトが変化していき様々なパターンでメジロ、ブリのジギングを楽しめる。

皆さんも秋の爆釣を狙ってジギングにチャレンジしてはいかがだろうか。

サブタックルとしてBLJも忘れずに。



明石 魚英さんのHP

http://uoe.jp/



タックル

メジロ、ブリ狙い

ロッド: セデュースSPJライダー

リール:シマノ オシアジガー200NRHG

ライン:YGKオッズポート #3

リーダー:エックスブレイドFCアブソーバースリム&ストロング #10

ジグ: スライドアクター240gTH、ステイライアルカラー250gマイワシ

フック:TCツインスパーク フロント&リア 2/0、3/0



サワラ狙い

ロッド:セデュースBLJブースター

リール:シマノ ステラSW5000HG

ライン:YGKオッズポート #1.5

リーダー:エックスブレイドFCアブソーバースリム&ストロング30lb #6

ジグ: ショーテル130g ボーダーホロ

フック: ブレードジギングスペアフックL シルバー

 

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