ニュージーランド在住のモニター瀬川様にお誘いいただいて、トカラ列島の磯GT釣行に行ってきました。
トカラはショアGTの世界記録が出ている事もあり、世界的に知られたポイントです。しかし不景気に伴い釣り人が減少し渡船が無くなった事もあり、秘境と称されるポイントです。
例年であればトビウオが漁港に集まり港内で2~30kgのGTがボイルする時期ですが、メインは磯でのGTです。
初日は磯の状況把握とポイントへのルート確認のため各ポイントを見て回りました。しかし一番メインと考えていたポイントは道路まで草木が生い茂り、途中までしか行けず(昔は車で途中で行けたらしい)目印となる物も草木に紛れてしまい断念せざるをえませんでした。
2か所ポイントを確認し、試し釣りもしましたがその日の磯ではノーバイト。
気を取り直して夜の堤防で釣りを再開しました。
月夜という事もあってベイトが散らばっており、GTも固まってはいない様子でしたが、同じく堤防で釣りをしていた方にヒット!しかしリールのトラブルで無念のブレイク・・・
その後も釣りを続けましたがGTからのバイトはなく初日が終了してしまいました。
次の日、比較的アクセスしやすい地磯へ瀬川さんと二人行ってみました。
干潮という事もあり水深思ったより浅かったのですが、瀬川さんに水面を割ってバイト!
さすがNZで大型ヒラマサを相手しているだけあって、余裕のファイトで寄せたのは綺麗なカスミアジ。
愛用のリングドクダコががっちりと口をとらえていました。
その後もショートバイトが続きましたが、なんとか3匹のカスミアジをキャッチ。
夜の堤防で再びGTを狙います。
ルアーはエンタイスポップ。ショートピッチでポップ音を出しステイさせていると強烈な吸い込み音と共にドラグが出て行きます。GTの型い口にフックを貫通させるべく3回4回とフッキングを入れファイト体制を取った瞬間フックアウト・・・
回収後にフックチェックを行うと針先の鋭さが無くなっている。おそらく高さのある堤防からの釣りなので、回収時にフックが堤防に掛かってしまったのでしょう。明らかに僕のチェックミス。
ルアーをシンキングミノーに交換し再キャスト
しばらくしてまたも強烈なバイト!
今度はしっかりフッキングも決まり、10kg設定のドラグがジリジリ出されていきます。3回も走られましたが相手の体力が弱ったタイミングで一気に寄せ浮かせます。徐々にドラグを上げ最終的には18㎏
ほぼ浮かせ後はランディング!という所で竿が急に浮きあがり・・・
無念のフックアウト
無理せずゆっくり上げていれば取れていた魚。
その後もラインブレイク・フックアウト
次の日の磯でもフックアウト・・・
全くリズムが合わせられず、キャッチできたのはアオチビキだけ。
なんとも残念な結果に終わってしまいましたが、経験値は非常に上がりました。
なによりもあの厳しい磯でもちゃんと魚を取ってくる瀬川さんのテクニックを間近で見られた事は良い経験でした。
次回はタックルセッティング・ファイトなどレベルアップさせリベンジを果たしたいと思います。